仮想通貨

【図解】コインチェックからBinanceに送金する方法

この記事では、国内取引所のCoincheck(コインチェック)からBinance(バイナンス)に送金する方法を図解します。

Binance(バイナンス)では、下記の3つの入金方法を用意していますが、銀行送金は日本人不可のため、国内取引所で購入した仮想通貨を送金するのが主な入金方法となります。

・銀行送金(日本人不可)

・クレジットカード

・仮想通貨送金

仮想通貨送金は、もともと別の海外取引所に資金を入れているのでなければ、国内取引所に日本円で入金後、送金することになるでしょう。

コインチェックは送金手数料が高いので、送金目的ならbitFlyer(ビットフライヤー)の方がおすすめですが、国内取引所は本人確認(KYC)の手続きに時間がかかり、すぐ口座開設ができない場合もあるので、bitFlyerの口座開設がなかなか完了しない人のために、コインチェックから送金する方法を紹介します。bitFlyerからBinanceへの送金方法はこの記事で解説しています。

【海外取引所の使い方】国内取引所から海外取引所に仮想通貨を送金する方法海外取引所を利用するためには、まず仮想通貨で入金を行う必要があります。クレジットカード入金もありますが、コストが低くおすすめなのは、国内取引所から送金を行う方法です。この記事では、bitFlyerからBinanceへの送金方法を図解します。...

コインチェック側での仮想通貨の購入

コインチェックから送金を行うには、まずコインチェックに入金し、仮想通貨を購入する必要があります。

コインチェックに入金する方法と、仮想通貨を購入する方法はそれぞれ別の記事にまとめました。

【図解】コインチェックに日本円で入金する方法Coincheck(コインチェック)に日本円で入金する方法を図解します。コンビニ入金・クイック入金を利用した場合は、入金後7日間は「出金・送金・振替」ができないため、国内取引所を経由して海外取引所に資金を入金したい場合には利用できません。すぐに送金を行いたい場合は、銀行振込を利用しましょう。...
【図解】コインチェックの取引所で仮想通貨を購入する方法この記事では、Coincheck(コインチェック)の取引所で仮想通貨を購入する方法を図解します。コインチェックには、取引所と販売所がありますが、ユーザー同士で取引する販売所の方が安く購入できます。コインチェックの取引所は、取引手数料が無料というメリットもあります。...

Binance側での手続き

Coincheck(コインチェック)からBinance(バイナンス)に送金を行うには、コインチェックとBinanceの両方で手続きが必要です。

まず、Binance側で手続きを終わらせましょう。

ビットコイン(BTC)で説明します。

Binance(バイナンス)のウォレットから「フィアットと現物」を選択し、ビットコイン(BTC)の項目の「入金」ボタンをクリックします。

Binanceフィアットと現物

次に、ネットワークに「BTC」を選択し、「アドレスを取得」をクリックして、アドレスを表示させます。

Binanceアドレス取得

コインチェック側に貼り付けるために、表示させたアドレスをコピーします。

 

コインチェックから送金

ビットコインなどのアドレスタグのない仮想通貨で送金する場合、アドレスのみコピーすればOKですが、ステラルーメン(XLM)・リップル(XRP)・ネム(XEM)などのアドレスタグのある仮想通貨の場合、アドレスタグも同時にコピーし、必ずコインチェック側に入力してください。

アドレスタグとは、「MEMO」や「タグ」「メッセージ」などと呼ばれる、送金時に必要な短い英数列のことです。アドレスタグのある仮想通貨を送金する場合には、ウォレットアドレスと同時に同時に入力しなければなりません。アドレスタグを入力しなかった場合、仮想通貨は失われてしまいますので注意して送金を行いましょう。

アドレスタグは、Binance側でアドレスの下に表示されます。

アドレスタグ

コインチェック側での手続き

次に、コインチェック側での手続きを行います。

まず、メニューから「コイン送金」をクリックします。

コインチェックアドレス設定

仮想通貨を送金するには、二段階認証を登録しておく必要があります。まだ二段階認証が終わっていない場合、二段階認証を設定するようメッセージが表示されるので、設定を完了させてください。

二段階認証

二段階認証は多くの取引所で使われているGoogle認証です。

専用アプリをダウンロードして、コインチェックから送られるQRコードをアプリで読み取る形で設定しますが、エラーが起きやすいので解決方法をまとめました。

海外取引所のGoogle認証ができない! エラーの解決方法を解説海外取引所では二段階認証としてGoogle認証を選択できますが、頻繁にエラーが起こります。この記事では、エラーの解消方法を解説します。一番多いエラーは、スマホ側の日時設定が自動になっていないことです。...

QRコードを読み取みこんだ後、画面に表示される手順に従って、「セットアップキーの保存」、「生年月日の入力」、「認証コードの入力」を行います。

コインチェックGoogle認証

送金先リストの編集

送金を行うには、先に送金先アドレスを「送金先リスト」に登録します。直接アドレスを入力しても送金できる取引所もありますが、コインチェックは事前の登録が必要です。

まず、送金する仮想通貨の種類を選択します。

送金するコインの選択

海外取引所への送金目的で使用するには、ビットコインやイーサリアムクラシックがおすすめです。

コインチェックから海外取引所への送金に使える仮想通貨コインチェックから海外取引所に送金するには、1回約2500円(1BTC=500万円のとき)の送金手数料がかかるビットコイン(BTC)以外の通貨はあまりおすすめできません。取引所対応のイーサリアムクラシックも使えなくはないですが、購入する際や送金先に注意が必要です。...

その後、「送金先リストの編集」をクリックすると表示される枠内に、「新規ラベル」と「新規宛先」を入力し、「追加」ボタンを押します。

コインチェック送金先リストの編集

「新規ラベル」は、自分で自由につけて構いません。Binance(バイナンス)に送りたい場合は、「Binance」と書いておくとわかりやすいでしょう。

「新規宛先」には、先ほどBinanceで表示させたアドレスをコピペします。

「追加」ボタンをクリックすると、スマホの二段階認証が始まり、認証を完了させると「保存」ボタンが表示されます。この「保存」ボタンを押すと、アドレスの登録は完了です。

コインチェック送金先アドレス保存ボタン

その後、①宛先を選択して、②金額を入力し、「送金する」をクリックします。手数料は、Coincheck(コインチェック)の場合、ネットワーク手数料の量によって手数料が異なり、0.005BTC~0.016BTCかかります。

コインチェックから送金する

送金したBTCがBinance(バイナンス)に着金するまでは、やや時間がかかるので、待ちましょう。ビットコインの場合、目安は30分くらいです。

着金が完了次第Binanceからメールが届きます。