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FXGTの口座タイプ4つを解説! ECN口座などが新規追加

FXGTは、これまでスタンダード口座しかありませんでしたが、2021年6月に口座タイプを4つに増やしました。

特に、新しく作られたECN口座は、取引口座が別途必要になりますが、トータルの取引コストで考えるとスタンダード口座よりお得になっています。

らっこ
らっこ
ユーザーにうれしい変更だね!

この記事では、FXGTの4つの口座タイプの特徴を解説していきます。

4つの口座タイプの違い

最初にざっくりと説明すると、スタンダード口座はボーナスが使える口座、ECN口座はスプレッドの狭い口座で、この2つが大きく違う口座タイプです。

ミニ口座は少額取引ができる口座タイプで、基本的な取引条件はスタンダード口座と似ています。

スタンダード口座 ボーナスが使える
ECN口座 スプレッドが狭い
ミニ口座 少額取引が可能

日本人向けは実質的にこの3つの口座タイプになります。4つ目のセント口座は、口座の基本通貨に日本円が選べず、米ドルまたはユーロになるので、外国のユーザー向けと考えていいでしょう。

たぬき
たぬき
セントは、ドルの100分の1にあたる単位だよ!

4つの口座タイプがあるとはいえ、大きな取引条件の違いはスタンダード口座かECN口座かになるので、この2つに絞って違いを解説します。

スタンダード口座とECN口座の違いは?

FXGTのスタンダード口座とECN口座の大きな違いは、下記の3つです。

✔スタンダード口座はボーナスが受け取れる

✔ECN口座はスプレッドが狭い

✔スタンダード口座はロスカット水準が有利

スタンダード口座はボーナスが受け取れる

FXGTのスタンダード口座は入金ボーナスの適用対象ECN口座は対象外です。

取引コストの点からいえば、ECN口座の方が有利なのですが、ECN口座だとボーナスを受け取れなくなってしまうため、スタンダード口座を開設する人の方が多いです。

たぬき
たぬき
ボーナスがほしい人はスタンダード口座で決まりだね!

FXGTは他の海外FX業者と比較してもボーナスが豊富なブローカーと言えるため、ボーナスを受け取れることは大きなメリットになります。

FXGTの入金ボーナスは、初めての入金は100%、それ以降の入金は30%のボーナスが受け取れます。

それぞれ上限額が決まっていますが、特に30%入金ボーナスの上限額が高いのがうれしいですね。

100% 上限7万円
30% 上限200万円

100%ボーナスはお得なので、初回入金は7万円以上まとめて入金するのがおすすめです。

FXGTのボーナスは、同じくボーナスが豊富なブローカーとして有名なXMTrading(XM)よりもたくさんもらえます。

XMのボーナスは、このようになっていて、FXGTと比較すると、20%をもらえる上限額がかなり低くなっています。

100% 上限約5万円(複数回に分けて入金可能)
20% 上限約45万円
らっこ
らっこ
FXGTのボーナスは太っ腹!

XMのボーナスと異なる点は、XMは一部の資金を出金すると、ボーナスと自己資金の割合に応じたボーナスが消滅する仕組みですが、FXGTでは1円でも出金するとすべてのボーナスが消滅するため、出金の際は注意しましょう。

FXGTのボーナスは初心者にはうれしい仕組みです。ただし、覚えておいた方がいいのは、海外FXのボーナス制度はそもそも「負けたときの保険」だということです。

安定して勝てるFX上級者になった場合は、ボーナスを受け取らずに、取引コストの安いECN口座を使った方がお得です。

なお、FXGTは口座開設だけで受け取れる新規口座開設ボーナス(未入金ボーナス)も5000円と高額ですが、こちらも対象はスタンダード口座とミニ口座のみになります。

メインで使うのはECN口座にするとしても、新規口座開設ボーナスを受け取るために、最初に開設する口座はスタンダード口座かミニ口座にするのがおすすめです。

FXGTのボーナスについてはこの記事にまとめました。

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ECN口座はスプレッドが狭い

スタンダード口座は取引手数料なし、ECN口座は取引手数料あり(1ロット10ドル)なので、スタンダード口座の方がお得に見えるのですが、実はECN口座の方がお得です。

それはスプレッドと取引手数料がこのような関係になっているからです。

FXGTスタンダード口座とECN口座の違い

ECN口座は取引手数料がありますが、スプレッドがスタンダード口座より大幅に狭いので、トータルで取引コストが安くなります。

海外FXでスタンダード口座と他の口座はどっちがお得?海外FX業者には、通常スタンダード口座とそのほかの口座タイプが用意されています。違いがわからない、どちらを選べばいいのかわからないといった人向けに、主に違う点を解説します。...

具体的な銘柄で比較してみます。上記記事で詳しく解説しますが、取引手数料ありの口座となしの口座のスプレッドを比較するには、取引手数料1ドル=スプレッド0.1pipsに換算して、取引手数料とスプレッドの合計で比較します。

スタンダード口座 ECN口座
ドル円 1.5pips 1.1pips(取引手数料10ドル)
ユーロドル 1.4pips 1.2pips(取引手数料10ドル)
ポンドドル 1.9pips 1.2pips(取引手数料10ドル)

比較してみると、かなりの違いが出ましたね。

ボーナスがなくてもいいので毎回の取引コストを下げたいという人は、ECN口座がおすすめです。

ロスカット水準が高い

FX業者では、含み損が大きくなって証拠金維持率が一定の水準(ロスカット水準)を割ってしまうと、FX業者がポジションを強制的にクローズさせます。これを「強制ロスカット」といいます。

強制ロスカットをどの段階で発動させるかは、海外FX業者によっても異なりますし、同じブローカー内でも口座タイプごとに違う数値が設定されている場合もあります。

FXGTのロスカット水準は、スタンダード口座の方が有利になっています。

スタンダード口座、ミニ口座 20%
ECN口座 40%

一般的には、ロスカット水準が低ければ低いほど強制ロスカットが発動しにくくなるため、トレーダーには有利です。

例えば、ロスカット水準が40%の口座(口座A)と20%の口座(口座B)で同じポジションを持っていた場合で考えてみます。まず、証拠金維持率が40%になった時点で口座Aのポジションはロスカットされてしまいますが、口座Bのポジションはそのままです。

その後、証拠金維持率が30%まで低下した後、反発してポジションを持ったレート(建値)まで戻った場合、口座Aでは損失が出たけど、口座Bでは損失がゼロということになりますね。

らっこ
らっこ
耐えられる含み損が多くなるということだね!

ただ、FXの理想としては、1度にトレードする場合の許容損失を、例えば資金の10分の1など一定の幅におさめて、勝ち負けを繰り返しながら資金を増やしていくのがいいとされています。一攫千金を狙って資金を全部かけるようなトレードではなく、一度に資金が全部なくなるような損失を出さないトレードということですね。

そのような理想的なトレードをする場合、そもそも強制ロスカットにはあわないので、ロスカット水準は気にしないでもいいということになりますので、スプレッドやボーナスなど、他の取引条件を重視して口座タイプを選ぶのがいいでしょう。

FXGTは、特に仮想通貨FXで有名です。仮想通貨銘柄の取引条件については、このページで詳しく解説しています。

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