Exnessのレバレッジがわかりにくい? %表記の固定証拠金所要額を「〇倍」表記に変換する方法

Exnessなど一部の海外FX業者では、「レバレッジ」に相当する情報(Exnessでは固定証拠金所要額)が%表記されていることがあります。

レバレッジ情報を「〇倍」の形で告知している海外FX業者がほとんどなので、%表記はわかりにくいですよね。

この記事では、%表記のレバレッジを「〇倍」表記に変換する方法を紹介します。

らっこ
覚えると簡単だよ
目次

Exnessの固定証拠金所要額はレバレッジと同じ

レバレッジは自己資金の何倍の取引が可能かを示す数値なので「〇倍」の形で表記されます。一方、「取引量の何%が証拠金として必要か」を示す証拠金要件は%で表示されます。

レバレッジと証拠金要件は実質的には同じ意味なので、以下の計算式にあてはめれば%表記から「〇倍」表記に変換できます。

1 ÷ パーセンテージの小数点表記

固定証拠金所要額計算の具体例

Exnessの実際の銘柄で計算してみましょう。

Exnessのビットコイン/ドル(BTC/USD)は固定証拠金所要額が「0.25%」になっています。これを小数点表記にすると「0.0025」です。

たぬき
小数点表記にするには桁を2つ下げるよ

この0.0025%を先ほどの式にあてはめると、「1 ÷ 0.0025 = 400」になり、見慣れたレバレッジ表記と同じになりますね!

レバレッジと固定証拠金所要額が同じ理由

レバレッジと固定証拠金所要額が同じ意味になる理由は、もともと同じ計算式を利用しているからです。

証拠金の量 × レバレッジ = 実際の取引量

レバレッジは「ある金額の証拠金でどれだけの量の取引ができるか」を示す数字なので、レバレッジ400倍の海外FX業者では証拠金1万円で400万円分の取引ができます。上記の式はこれを表したものです。

固定証拠金所要額はわかっているけどレバレッジはわかっていない場合は、上記の式でレバレッジの部分以外に数字をあてはめていくと、レバレッジが計算できます。

例えば、ビットコインが5万ドルのときに1BTCのポジションを持った場合、「証拠金の量」は「5万ドル × 0.25%(0.0025)」、「実際の取引量」は5万ドルなので、「5万ドル × 0.0025 × レバレッジ =5万ドル」となります。

これを計算していくと、「レバレッジ=1 ÷ パーセンテージの小数点表記」となり、最初に紹介した式になるのです。

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