海外FX業者の仮想通貨銘柄のレバレッジを比較!ダイナミックレバレッジとは?

海外FX業者で仮想通貨(暗号資産)銘柄を取引する際はレバレッジも重要ですが、海外FX業者の仮想通貨銘柄のレバレッジの仕組みは複雑です。

前提として、仮想通貨銘柄の変動リスクが高いため、FX通貨ペアよりもレバレッジが抑えられていることが多いです。

そんな中でも海外FX業者がなんとか高いレバレッジを提供しようとした結果、ポジション保有量に応じて利用できるレバレッジを引き下げる「ダイナミックレバレッジ」など、レバレッジ制限がかかりやすい仕組みがある場合があります。このためレバレッジの仕組みが複雑になっているのです。

たぬき

実益(レバレッジ)のためにユーザビリティが下がってしまったんだね

レバレッジ重視で海外FX業者を比較したい方は「最大レバレッジ」と「レバレッジが引き下げられる条件」の2点を確認するのがポイントです。

目次

海外FX業者の最大レバレッジと制限ルール

仮想通貨(暗号資産)に力を入れている海外FX業者5社の仮想通貨銘柄の最大レバレッジとレバレッジが制限されるルールをまとめました。

海外FX業者最大レバレッジレバレッジ制限

Exness
400倍なし

XS
500倍(BTC・ETH)
20倍(そのほか)
ダイナミックレバレッジ

FXGT
1000倍ダイナミックレバレッジ

XMTrading
500倍ダイナミックレバレッジ

Titan FX
100倍なし

最大レバレッジが最も高い海外FX業者はFXGTで、1000倍です。FX通貨ペアよりレバレッジが低く抑えられがちな仮想通貨でも1000倍を提供しているのは、仮想通貨銘柄に力を入れているFXGTならではです。

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ExnessXMTradingXSは400~500倍で、最大レバレッジにはあまり差はありません。レバレッジ制限がない分、Exnessが有利です。

Exnessには、経済指標時・週末に一時的にレバレッジが200倍に引き下げられる仕組みがありますが、仮想通貨には適用されません。

XSFXGTXMTradingはダイナミックレバレッジを採用していますので、トレーダーが日常的にトレードするポジション量によって、どの海外FX業者のレバレッジが有利なのかがかわります。

▼主要海外FX業者のダイナミックレバレッジ

海外FX業者のダイナミックレバレッジとは?

海外FX業者のダイナミックレバレッジとは、保有しているポジション量に応じて必要証拠金が引き上げられる仕組みです。

ダイナミックレバレッジが多い理由

仮想通貨のレバレッジがFX通貨ペアより制限される理由は、値動きが激しくゼロカットになったときの海外FX業者の負担が多いからです。

ポジション量が少なければもしゼロカットになっても負担は少ないため、ポジション量が少なければ少ないほど高いレバレッジが利用できるダイナミックレバレッジを採用している海外FX業者が多いです。

海外FX業者によって仕組みはやや変わりますが、MT4・MT5の標準機能なので共通点もあります。

  1. 制限超えの分に低いレバレッジ
  2. 銘柄ごとに計算
  3. ドル建てかロットで計算

制限超えの分に低いレバレッジ

ダイナミックレバレッジでは、レバレッジ制限を超えた分の取引量だけレバレッジが引き下げられます。

例えば、10ロットまでがレバレッジ400倍、10.1ロットからは200倍で設定されている場合、10.1ロットのうち10ロットにレバレッジ400倍、0.1ロットにレバレッジ200倍が適用されます。

保有ポジション量が10.1ロットを超えると、それまで持っていたポジションの分も一括で200倍に引き下げられるわけではないので安心してください。

らっこ
少し超えるだけならそれほど変わらないよ

銘柄ごとに計算

ダイナミックレバレッジは、銘柄ごとに計算されます。

例えば、10ロットまでがレバレッジ400倍、10.1ロットからは200倍で設定されている場合に、ビットコイン10ロットとイーサリアム10ロットを保有しても、どちらもレバレッジは400倍が適用されます。

ビットコイン10ロットとイーサリアム10.1ロットを保有した場合、イーサリアムの0.1ロット分だけレバレッジ200倍に引き下げられます。

仮想通貨は暴落するときは全銘柄が一斉に暴落するのであまり意味のない制限のようにも思えますが、MT4・MT5の仕様上銘柄ごとでないとロット数の制限をかけるのが難しいため、どの海外FX業者も銘柄ごとの計算を採用しています。

ドル建てかロットで計算

ダイナミックレバレッジはロットで設定されている場合とドル建ての取引量で設定されている場合があります。

ドル建ての取引量は、例えば1BTC=5万ドルの場合、1BTCを取引すると5万ドルになります。

ドル建てとロットの海外FX業者でどちらが有利か比較するときは、手間ではありますが、取引したい銘柄のロットを取引量に変換する必要があります。

たぬき
「レバレッジ引き下げの上限額 ÷ 仮想通貨価格」で何ロットまでOKか計算できるよ

主要海外FX業者のダイナミックレバレッジ

ここからは、FXGTXMTradingXSの3社が採用するダイナミックレバレッジについて、詳細を紹介します。

ビットコイン(BTC)について各海外FX業者のダイナミックレバレッジの条件をまとめました(XMTradingは1BTC=5万ドルで計算)。


XS

FXGT

XM
5,000ドル未満500倍1000倍500倍
1万ドル未満800倍
5万ドル未満400倍
10万ドル未満100倍
20万ドル未満200倍50倍
50万ドル未満20倍
100万ドル未満50倍
150万ドル未満25倍250倍
200万ドル未満10倍
325万ドル未満5倍
575万ドル未満50倍
575万ドル以上1倍

最大レバレッジは1000倍と高いFXGTですが、レバレッジが引き下げられるペースは速く、20万ドル以上の取引をするとレバレッジが20倍に引き下げられてしまいます。

取引量20万ドルは1BTC=5万ドルのときの4ロット分なので、レバレッジ制限はかなり厳しいといえます。

逆に、レバレッジ制限が最も緩いのがXMTradingです。XMTradingは非常に大手の海外FX業者で、自社内でポジションを相殺することができるためにレバレッジ制限が緩いと思われます。

ハイレバレッジの利点

ハイレバレッジが魅力の海外FXですが、仮想通貨で実際に堅実なトレードをしていく場合、20倍もあれば充分にハイレバレッジでしょう。かつて国内仮想通貨業者で15倍のレバレッジを使用していましたが、それでもフルにレバレッジを使うのは怖いと感じました。

海外FX業者でハイレバレッジを利用する利点としては、同一口座内で他のペアを取引する余裕が生まれるという点です。一度に沢山のペアを取引することはもちろんリスクも高まりますが、レバレッジが高ければ仮想通貨に証拠金を占有されずに、ストレスフリーなポジション構築が出来ますね。

ダイナミックレバレッジは銘柄や口座タイプによっても細かく設定がわかれていることが多いです。ここからは、各海外FX業者の仮想通貨銘柄のダイナミックレバレッジについて紹介します。

FXGT

FXGTのダイナミックレバレッジには、以下の8種類の設定があります。

口座タイプ銘柄グループ最大レバレッジ
一般口座BTC、LTC、ETH、BCH、XRP1000倍
ADA、DOT、XLM1000倍
上記以外の仮想通貨50倍
GTi12100倍
シンセティック暗号資産ペア50倍
クリプトマックス口座BTC、LTC、ETH、BCH、XRP500倍
EOS、XMR、MBT1000倍
上記以外の仮想通貨50倍

クリプトマックス以外の口座では、主要暗号資産のグループ(BTC、LTC、ETH、BCH、XRP)のレバレッジ制限が最も緩く、取引量5,000ドルまでレバレッジ1000倍が利用できます。

ADA、DOT、XLMのグループは最大レバレッジは同じ1000倍ですが、取引量の要件がより厳しくなっていて、3,000ドルまでです。

上記以外はマイナーな暗号資産になりますので、最大レバレッジそのものが低く、50倍です。

らっこ
全部1000倍ではないんだよ

クリプトマックス口座では、主要暗号資産のグループ(BTC、LTC、ETH、BCH、XRP)が25,000ドルまで500倍で、EOS、XMR、MBTのグループが3,000ドルまで1000倍です。

EOS、XMR、MBTのグループの方が最大レバレッジは高いですが、レバレッジが引き下げられる条件が厳しいので、ある程度のボリュームで取引する場合は主要暗号資産のグループの方が有利なレバレッジになります。

XMTrading

XMTradingのダイナミックレバレッジは、銘柄ごとにロット数で設定されています。

大手海外FX業者だけあってレバレッジ制限は緩いため、一般のトレーダーはほとんど気にする必要はありません。

ビットコイン(BTC)で20ロット、イーサリアム(ETH)で450ロットまでレバレッジ制限はかかりません。

XS

XSは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2種類と、それ以外の仮想通貨でレバレッジの設定が異なります。

ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2種類は2ロットまでが500倍でその後は引き下げられるダイナミックレバレッジ、そのほかの仮想通貨は20倍の固定レバレッジです。

ビットコインの2ロットは一般のトレーダーにとっては十分な量ですが、もともとの価格が2000~3000ドルのイーサリアムは2ロットではやや少なく感じる人もいるでしょう。

ビットコイン以外の銘柄を取引する際には注意が必要です。

海外FX業者の仮想通貨のレバレッジは事前に確認しよう

海外FX業者の仮想通貨レバレッジの仕組みは複雑なので、事前にしっかり確認しておきましょう。

確認の際にはデモ口座で普段トレードする量のポジションを持ってみるのがおすすめです。

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